こんにちは、営業部の髙栁です。

気が付けばあっという間に7月になり1年の折返しを過ぎました。
蒸し暑い日が続いていますが皆さま夏バテなど体調を崩されないようご注意ください。

さて、今回は最近、打ち合わせでよく耳にする「宅配ボックス」についてお話をしたいと思います。

先月6月11日～12日に開催された完成見学会のお客様宅にも導入されていた宅配ボックス。

近年は、新型コロナウイルスへの感染予防対策としての需要が高まり、普及率を急速に拡大させています。
宅配業者と対面せずに好きなタイミングで荷物を受け取れるため、コロナ禍で推奨される非接触を実践できるアイテムとして注目されています。

また、建築の面でもメリットがあり固定されている宅配ボックスであれば
床面積の100分の1の設置面積は容積率に算入しないという比較的新しい法改正もあっているのです。

インターネット通販による買い物が増えるに伴い
全体の配達物の約2割が再配達となっており、この再配達が環境問題にも繋がっていると言われています。

配達は通常トラックなどの車で行われますが、車が動けばCO₂が排出されます。
電気自動車も普及していますがCO₂を削減するには至っておらず
再配達によって年間でCO₂が42万トンも排出されているという統計もあります。
宅配ボックスを導入する事で再配達の減少にもつながっているのです。

なかには宅配ボックスのサイズが小さく空き容量がなくなり受け取れないとうデメリットの声もありますが
好きなタイミングで非接触で受け取れ、建築上でも容積率の緩和を上手く利用する事ができ
環境にも貢献できるという遥かにメリットが上回るこの宅配ボックス。
ぜひ家づくりの参考にされてはいかがでしょうか。